top of page

おすすめ!スペシャルティコーヒー『マンデリン』

更新日:2021年9月1日


みなさんはコーヒー豆を選ぶ時にどのように選んでいますか?

友達や家族からのおすすめ?たまたま入ったカフェで出会ったコーヒー?

コーヒーは産地によって千差万別。品種は200種類以上あると言われています。


コーヒー豆は大きく分類すると『ロブスタ種』と『アラビカ種』の2種類があり、焙煎コーヒー店で扱うコーヒー豆はほぼアラビカ種です。

『ロブスタ種』は低地で栽培でき、虫害に強く、収穫量が多いため安価な値段で取引されています。インスタントコーヒー等に使われているコーヒー豆ですが、一般的にアラビカ種と比べて、味や香りは落ちます。また、ストレートで飲むには不向きのコーヒー豆でブレンドされていることがほとんどです。

ロブスタ種とくらべてコクや酸味、香り豊かな『アラビカ種』は、栽培管理が難しく標高の高い地域で栽培されているのが特徴です。ブレンドしなくてもストレートでそれぞれのコーヒー豆の個性あるフレーバーが楽しめます。アラビカ種の中でも評価が高いフレーバーや甘味、香りをもつものが昨今人気の『スペシャルティコーヒー』と呼ばれるものです。


カモメロースタリ東京ではコーヒーの醍醐味は『ストレートコーヒー』つまり単一の豆の種類で味わうことにあると考えています。もちろんブレンドコーヒーもお勧めしますが、まずはストレートコーヒーを試していただき、各産地や農園(シングルオリジン)の個性あるフレーバーを知っていただきたいのです。


今回皆さんにご紹介するコーヒー豆は『マンデリン』です。マンデリンはインドネシアやインドで栽培されていますが、インドネシアのスマトラ島のマンデリンはコクが深く、飲んだ時に芳醇なアロマが楽しめます。コクの深さというのはコーヒーにとって重要な要素となります。飲んだ瞬間のコクは安価なコーヒー豆でも感じられますが、飲み込んだ後にまで残るコクはやはり良質な豆でないとあまり感じることができないと思います。ここがインスタントコーヒーや大量焙煎の安価な市販コーヒーとの大きな違いです。


コーヒーのもつ本来の味や香りを楽しむための唯一の手段は、焙煎したてのコーヒーから抽出したものを味わうことにあります。コーヒー豆は焙煎後3日〜5日程度たつと安定し、本来そのコーヒー豆がもつ香り、味を楽しめる状態になります。また、同時に空気に触れることによって酸化が始まります。コーヒー豆の鮮度を保つためにはできるだけ空気に触れさせないことが一番です。日本に数あるコーヒー焙煎所がコーヒー豆を販売する際『豆のまま』をおすすめするのはコーヒー豆が空気に触れる面積が粉の状態より少ないからです。空気に触れる面積が少ないほど、長い期間味わいを保つことができるのです。


マンデリンはやさしいアロマと力強いコクのボディ感がで有名な『スペシャルティコーヒー』です。世界各国から高い評価を受けているコーヒー豆で、ファンも多いです。深煎りで楽しむ事が多いですが、中煎りでもマンデリンらしいコクが十分に楽しめます。

カモメロースタリ東京で扱うマンデリンは『G1』です。『G1』とはグレードが一番高いという意味で、欠点豆が少なくマンデリン本来の味を楽しめます。

bottom of page