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コーヒー豆、中煎りと深煎りどっちが重い?

みなさんはコーヒー豆は中煎り派?もしくは深煎り派でしょうか?

はたまた浅煎りの酸味がお好きな方もいらっしゃるでしょう。

今回はコーヒー豆の重さについてお話しいたします。


焙煎士なら誰でも知っている常識ではありますが、普段コーヒー豆をハンドドリップしている方の中には気がついている方もいらっしゃるかもしれません。


さて、問題です。


Q コーヒー豆、中煎りと深煎りではどちらが重たいでしょう?


答えは中煎りです。

重たいというより、正確には体積に対して比重が大きいということです。


こんなこととを感じたことはないでしょうか?

同じ銘柄のコーヒー豆を中煎りと深煎り両方とも100g購入したのに、深煎りの方が袋の膨らみが大きい。中煎りは少ない気がする。

これは深煎りの方が中煎りよりも軽いため、その分コーヒー豆の粒が多く入っているためです。もちろん同じ100gですので、淹れられるコーヒーの杯数は変わりませんので、中煎りを頼んだとしても損をするということはありませんのでご心配なく。


コーヒー生豆は焙煎すると重量が目減りします。

カモメロースタリ東京では、100gのコーヒー豆を作るのに約127g〜130gの生豆を使用しています。銘柄や焙煎度合によって1g単位で調整しています。

これは焙煎後にコーヒー豆の検品を行い、カケがあるものや、焙煎ムラ、膨らみが悪いものをはじく事を計算に入れた分量です。


私たちが扱っているコーヒー豆で今現在もっとも重量が軽いコーヒー豆は『モンスーン』です。このインド産の季節風によって乾燥させた珍しいコーヒー豆は、生豆の状態から比重が少ない(軽い)です。このため焙煎時に他の豆よりも多くの生豆の粒が必要になります。

また、焙煎後にはコーヒー豆は膨らみますので、さらに体積が大きくなります。

この為、モンスーンコーヒーは300gのコーヒー袋に300g分入れるの難しいため、当ロースタリーでは250gでの販売を行なっています。

ご興味がございましたら季節風で乾燥させた黄金色のモンスーンコーヒーを一度味わってみてください。


ではでは。




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